アテネに到着して6日目、やっと、やっとです。今回の旅のハイライトであるパルテノン神殿に行きます。お天気も快晴!抜群のパルテノン神殿日和です!!
私は2回目とはいえ、やはりテンションは爆上がりです。本当は、聖闘士星矢のフィギュアを持って行って神殿をバックに写真を撮ったりとかも考えていたんですが、そもそも聖闘士星矢のフィギュアを集めるのが大変そうだったので断念。まあ、荷物にもなりますしね😅
パルテノン神殿
[要塞兼聖域としてのアクロポリス内に建てられた、ギリシャの国家的アイコンともいうべき遺跡。17世紀にベネチア軍の砲撃で大破したが、それを紀元前5世紀頃の状態に戻すという修復再建作業が現在も行われている。]
入場料:夏季 20€ 冬季 10€
営業時間:夏季 8:00-20:00 冬季 8:00-17:00
見学所要時間:1~2時間程度
詳細:こちらをクリック(英語です)
入口に関して
パルテノン神殿には入口が、モナスティラキ広場から来る入口と、アクロポリス博物館の前にある入口の2カ所あります。
前回訪れた時は、前者の方から入ったのですが、入口までやたら坂を歩き、入口からは階段がきつかったという記憶があったので、今回は母と一緒ということもあり、日本にいる間にパルテノン神殿系のYOUTUBEを見まくってアクセスを予習しまくりました。
すると、アクロポリス博物館側の入口からだと坂の傾斜がゆるやか、かつ大半の観光客が上から見るだけで終わるというディオニソス劇場も真横に見ながら歩けるとわかったので、今回はそちら側の入口から入ることにしました。
South Slope of the Acropolis of Athens と記載のある場所が、入口です。Acroploli駅から徒歩3分と表示されていますが、体感1分程度です。道に迷うことはないと思います。
また、ネットで調べまくっていると、どうやら高齢者や身障者用のエレベーターがあるらしかったのですが、それを使用するとプロピレア(パルテノン神殿エリアに入る門)は通れないぽかったので、迷いましたが、母たちにはエレベーターではなく歩いてもらうことにしました。
(私たちが行った時は、ご高齢のおじいさんが付き添いの息子さんと一緒にエレベーターを使用していました。利用に関してはチケットボックスでリクエストするのか、事前に予約かはちょっと調べてみてもわからなかったのですが、ネット情報では、当日リクエストで利用できた方は過去にいるようです)
母たちには事前に「とにかく歩く」と伝えていたため、杖を持って来ていました。これが大正解で、だいぶ足が楽だったそうです。
入場
ホテルを出発後、メトロのアクロポリ駅で下車し徒歩1分で入口に到着。込み具合に関しては、チケットボックスに数組並んでいる程度で、そこまで人が多いという感じではありませんでした。
私たちは共通チケットを買っていたのでチケットボックスには寄らずそのままゲートに。ところがなんと!エラーが発生😲。
共通チケットをネットで購入する際に、パルテノン神殿に行く日付と時間を入力するのですが、それはあくまでチケット購入のプロセスであって、入力した日付・時間と違う日でも有効期限内に行けばOKと聞いていました。なので、普通に自分が入力した日付と違う日に行ったら、なんとエラーが発生してしまいました。
「パルテノン神殿にはこの日(私が購入の際に入力した日付)に来ないと駄目だったんだよ。チケットボックスに行って手続きしてもらって」と係員に言われたので、仕方なくチケットボックスの列に並んで5分ほど待っていると、さっきの係員が来て「おいで、OKやで」ってなぜかゲートを通してくれました😍
裏で色々してくれたんでしょうか。もしくはエラーの原因は他にあったのか。。。
いずれにせよ、少し冷っとしたものの、無事入場できたのでした。
ディオニソス劇場やその他の遺跡の写真を取りながらパルテノン神殿目指し歩きます。想像してたよりもゆるやかではなかったですが(笑)。そんなこんなで、プロピレアに到着。人が多い!!モナスティラキ方面から来た人とここで合流するのですが、すごい人!!オフシーズンのはずなのに😢。プロピレアの階段はつるつるなので母たちを気にかけながら慎重に上り、ついに神殿エリアに到着です!!
プロピレアくぐってすぐに見えるパルテノン神殿のファサードは、残念ながら足場が組まれていたましたが、それでも凄い!!
神殿エリアに入ってずっと感動しっぱなしで神殿のまわりをうろうろしてました。神殿も凄いのですが、神殿エリアから見るアテネ市街の景色もまた素晴らしかったです。
かれこれ小一時間見学し、後ろ髪をひかれる思いでパルテノン神殿を後にしました。2回目の訪問でしたが、多分、いや絶対また来ると思います。いや~~~、2000年以上もそこにあると思うと、感動が止まりませんでした。ほんとに素晴らしかった🤩
ちなみに、神殿の横に自動販売機が数台あります。なので、水を買うのを忘れて入っても大丈夫です。
というわけで、この日の前半はパルテノン神殿を心ゆくまで堪能。その感動に浸ったまま近くにあるギリシャヨーグルトのお店で休憩し、次は、これまた私が非常に楽しみにしていた国立考古学博物館へ。
国立考古学博物館
[クレタ島を除くギリシャ全土の遺跡からの出土品のほとんどが収められている博物館。学校で使う世界史の資料集で見た物もここにある。]
入場料:夏季 12€ 冬季 6€
営業時間:下記リンク先をご参照ください。
見学所要時間:2~3時間程度
詳細:こちらをクリック(英語です)
前回ギリシャに来た時ももちろん訪れた国立考古学博物館。しかし、見学途中で閉館時間になり見たいものが見れないまま追い出されたという苦い思い出の地でもあります。というわけで、今回は絶対、展示物全部見る!!という決意の元やってきました。ただ、前回見れなかったものが何だったのかは覚えてませんw。
ヨーグルト休憩の後、再びアクロポリ駅からLine2のメトロに乗り、オモニア駅でLine1に乗り換え、ビクトリア駅で下車。そこから10分くらい歩くと博物館に到着します。
入場
到着後はチケット購入の前にとりあえず、大きな荷物(バックパックなど)を回収されます。で、チケット買う、そしてまた袋類の荷物を回収されました。それでやっと見学ゾーンに入れます。
お手洗いは地下にあるのですがチケットをもぎられる前に行っといた方が良いかなとは個人的に思います。余談ですが私は間違えて男性用に入ってしまうという失態を犯しました。すごく恥ずかしかったです。それを見ていたスペイン系のおばちゃんが笑ってくれたのが救いです。
お手洗い後、入場。入ってすぐ有名な黄金のマスクがありました!!ギリシャの歴史はそんなに詳しくないですが、資料集に載っていた物を生で見れるというのは心の底から感動します。黄金のマスク以外にも有名な展示品もあり、有名ではなくてもすごく興味深いものがあったりで終始興奮しっぱなしでした。
この博物館は、大英博物館やルーブル美術館に比べると規模はそこまで大きくないとは思いますが、遺跡好きからするとじっくり見たいというものが多すぎです笑。パルテノン神殿ですでにかなり体力を消耗してて脚がもう疲れすぎて棒のようでしたので、博物館後半では途中途中でベンチに座りながらの見学しました。母は意外にも平気だったそうです。杖の威力凄し。
写真撮影は可です。ただし、展示品と同じポーズをして写真を撮るのはNGです。
(これがつい同じポーズをしたくなるんですよw)
帰路
国立考古学博物館も十分すぎるほど堪能し、ほぼ閉館時間と同時刻に博物館を出ました。
通常ならこのままメトロに乗ってホテルにというところなのですが、アテネに滞在して6日も経つのにローカルバスに乗っていないことに気づき、チャレンジしてみることにしました。
グーグルで最寄のバス停、バスナンバーを調べてローカルの人に交じってバスを待ちます。どのバスが何分後に来るかを表示してくれている電光掲示板があるので案外わかりやすいなと思いながら待っていたのですが、、、なぜか来ない。
待てど暮らせど来ないw。
掲示板でも確かに私たちのバスナンバーが表示されるしグーグルでもきちんと表示されるのに、来ないww。ローカルの人たちも何人かは諦めてどこかに行ってしまいました。私たちも30分ほど待っても来なかったので結局メトロで帰ることにしました。待っている間に帰れたわ、これww。やっぱり、旅先での交通手段はメトロが無難だなという思いでこの日は締めくくられましたw。
さて、パルテノン神殿と考古学博物館の感動が冷めやらぬ中、翌日はギリシャの旅7日目のポセイドン神殿です。